熱い寝息を立てるアスランを支える手が、震える。 今のは、熱の所為なのか? 『戯言』で言うにはあまりに残酷な言葉。 「…くそっ…」 泪が溢れた。 頬に感じるのは久方ぶりの冷たい感触。 悔しい。 彼奴の熱の戯言にさえもこんなに動揺している自分。 奥底にしまい込んだ想いは一瞬で引き出され 雫と嗚咽と共に溢れ出す。 「…どうして…っ」 俺にはそんな熱に浮かされた戯言すら残酷に響くのに 前へ 次へ