「イザーク、どういう…」 「そんなこと伝えられたら困るのはお前の方だと思った!! たかが貴族の遊びで、娼如きに…そんなの言ったらお前はもう来なくなるって思った!!!」 なのに、なのに そんなに優しくて 哀しげな声で言うから あの日、触れた熱のように堰を外してくるから 「来てくれるだけで嬉しかった筈なのに! 今度は毎日会いたくて、どんどん忘れてた筈の感情 を思い出すんだ…」 崩れ堕ちる様に床に膝を付き、まるで自分を責めるように怒鳴る。 傍目にも痛々しく、今にも壊れるのではないかと思うほどに ただ呆然と見ていたアスランもしゃがみこむと、漸く口を開く 「イザーク…俺は… ・・・・・・・・自惚れても、いいの?」 君がそんなにも強い想いを向けてくれてたのだと 「イザーク、今度は…ちゃんと言うから・・・・・・君の答えを」 俯いたまま小さく頷き、銀糸が揺れる。 それを一房指に絡ませ静かに声を放つ 「…好きだよ。誰にも、誰も見せたくないくらいに 初めて見た時からずっと…」前へ 次へ
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