白い肌に重ねられた夜着の上を鴇色の単が滑り落ちる。


紺桔梗に染まった部屋の中、静かに口唇を重ね

何度も繰り返し啄ばんだ



                                
夜着の腰紐を解きながら寝具へと横たえ 退紅が走る頬を出来るだけ優しく撫でると怖る怖る目を開く。 「本当に…大丈夫?」 「…あぁ」 「…有難う、愛してるよ・・・・」 「分かってる…」 中性的な細い首筋を舌先で辿りながら鬱血の痕を残していく。 襟元を広げ薄い胸板に手を這わせ肌の感触を味わった。 色付いてくる吐息に煽られるように、強く深く指を絡ませ追い詰める。 苦痛の声を聴く度に何度もイザークを見遣って、その度にイザークの方が 申し訳無さそうに「大丈夫だ」と言った。 強気な彼の精一杯の想いが痛く、嬉しくてまた泪が零れる。 ゆっくりと躯を融け合わせながら互いの存在を確かめ合った
絡めあう熱の 伝えたい真実を 誰から守ればいい? 君がいつか 欲しがった想いが そこにあるなら―
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