イザークの声がだんだんと震えてくるのを遮りかき消すように、躯を交えたのは どれ程の時間だったのか 永い 短い 儚い 刹那 重ね合う口唇に帳と声は溶けて濡れて消えていった 温かな夜に酔い 醒めない 惹かれ合う感覚に陥って 繋ぎ合う指先は震えて 後ろ背に在った彼を腕の中に。 見慣れた夜明け前の空は窓の外に。 前へ 次へ